やまだのーと。

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地方のインターネットがなぜ盛り上がらないのか。

オモコロでセブ山氏がとてもいい記事を書いていたのでご紹介します。

omocoro.jp

「インターネットは地方にもあるのか?」

「地方のインターネットを盛り上げる~ボクとキミを繋ぐイト~」をミッションの1つに掲げる私からすると、なんともまあ憤りを感じるタイトルですが、

正直、オフライン社会だけでなく、ネット社会においても東京一曲集中型になりつつ有るのは大きな課題です。そりゃだって東京の方が人口も情報も多いのだから仕方ないよね!

私たち地方に住む人間からしてみると、

「東京の情報ばかりで、地域の情報は少ないなー」と感じるばかりですが、

逆に東京にいる人々からしてみると、

「インターネットって地方にもあるのか?」という疑問に繋がるのでしょう。

そこで、セブ山氏は大阪(梅田)、福岡(天神)という地方都市で調査されたわけです。詳しくはリンク先の記事でどうぞ。

熊本市在住の私にとっては梅田も天神も都会なんですけど、まあそこは仕方ない。

 

インターネットの市場規模

この記事の面白いのは2ページ目からのインターネットと消費行動についてのお話。

インターネットがそこに住む人たちの消費行動と結びついていない

 もう本当これ。

私はローカルメディア育成を目標の1つとしている中で課題としてぶち当たるのが、

 

そもそも地方はネットで情報収集する習慣のある人が少ない」ということ。

 

これです!

例えば熊本にも複数のウェブメディアがあります。

 

yamadanote.hateblo.jp

 最近では熊本DMCが始めた「おるとくまもと」なんかも話題ですね。

(※これは観光目的で県外からのアクセスを目的としていますが)

これらのウェブメディア、口頭で話題に上げると知っている人間ってあまり多くないんですよね。

最もアクセスが多いであろう肥後ジャーナルさんでさえ、そこまで周知されていない気がします(りようさんごめん)。

特に私と同世代である20代での認知度というのは他のメディアも含めてそこまで高くないのが現状です。

地域柄、やはり紙媒体の方が影響力は強いのかなと思います(どや)。

鶏が先か、卵が先かみたいな話になってしまいますが、

 

ウェブで情報収集する人が少ないので経済効果が生まれない。

経済効果が生まれないので、コストをかけて掲載する企業が少ない。

掲載されている情報が少ないから、わざわざネットで調べない。

 

そんな悪いサイクルが起きている気がするんですよね。

だからこそ、私はローカルウェブメディアの価値を向上させ、

ローカルウェブメディアを見る人を増やし

ローカル記事に経済価値を生み出したいと思っています。

 

もちろん、それは簡単なことではありません。

ローカルウェブメディアが育ちにくい環境には3つの理由があると考えています。

 

ローカルウェブメディアが育たない3つの理由

1.マネタイズが難しい

ぶっちゃけて言えば、ローカルメディアはマネタイズが難しいです。

地域の情報を、地域住民に向けて発信しているので、広告獲得の難易度が高いんです。

それこそ、地方ではウェブメディアの価値が十分に理解されていませんし、そこに対して広告予算をさく企業は少ないです。

だからこそ、副業や片手間でやってる人が多いのですが、しっかりとしたメディア運営は専業でやらないと難しいです。こたつ記事ばっかりは駄目、ゼッタイ。

かと言って、専業で出来るくらい営業かけに行くと記事が書けないというジレンマ。

アドセンスだけでは安定するのに時間もかかりますし、資本力が無いと難しいんです。

 

2.ライターが少ない

これは全国的な傾向かもしれませんが、ライターが非常に少ないです。

そもそも、ブログとウェブメディアの違いを理解している人が少ない。

テーマ設定からブログでやれ!となることもありますし、

取材力がある人も少ないように感じます。

熊本ではライター経験を詰める環境も少ないですし、独学で頑張るしかないのですが、

専業で飯が食えるライターなんて、全体で見ても少ないので、

1つめのマネタイズの難しさと合わせるとかなり厳しい状況が見えてきます。

 

3.そもそもネタがない

一番はこれ。

本業の紙媒体でもネタが無くてひーひー言ってます。

福岡にある姉妹誌を見ると、同じテーマ設定で取材件数に数倍の差があったり、

部品点数の数が違うんですよね。熊本と福岡の比較でそれです。

東京などの関東圏と比べると雲泥の差でしょう。

かつて虚構と言われたインターネットは今や現実の延長線にあります。

現実社会の賑わいがインターネットの賑わいに比例するのは仕方ないです。

経済活動も、人の動きも活発な地域ほどネタが生まれます。

質も、数も大違いです。

何書こう…。ねえ、なんか無い?…。…ネタ、…ネタ、…ネタァ…。

そうなっていくうちに、地方ライターは疲弊し、ローカルウェブメディアは廃れていくのです。

 

まとめ

 

そんな感じで、本当に地方は何やっても東京ほどお金にならないんです。

そりゃ人間もものも一極集中しているわけですから、難しいですよね。

よっぽど根性ある人間か、腹くくらなきゃできっこありません。

 

というか、紙媒体とウェブ媒体じゃそもそも文章につく金額違うんすよ。

紙媒体はお金を出して買う人の方が多いけど、

ウェブ媒体は無料がデフォルトですからね。しかもコピペ・引用・超簡単!

 

それでも、私はもう少し地方で頑張っていこうと思っていますが。

 

おまけ

どうやればローカルウェブメディアは成功するの?

まず、1のマネタイズに関してですが、メディアだけで食っていこうとすると途中でちから付きます。それこそ100万PVくらい稼げて、広告記事の依頼とかもガッポガッポくるなら話は別ですが、あまり現実的ではありません。

企業の1事業としてやったり、収入の柱が別に必要となるでしょう。

 

次に2のライター不足ですが、

育てるか、呼ぶかですね。

外部ライターはそれなりにかける人に頼むと外注費が高いですし、

よほどのお賃金あげないと駄目なので、育てるしか無いです。

まずは、たくさんひと目に触れる文章を書いていける媒体がないと絶対数は増えていかないでしょう。

 

そして3のネタ不足ですが。

作れ。

企画物でも良いし、内側に入り込んで

「もっとこんな風にやるならうちで記事にしますよー」とかでもいいし、

視点次第では大抵の事はニュースっぽくネタっぽくなる。

そしてある程度情報発信してると、取材依頼が邪魔なくらいくるようになる(はず)。

 

ただ、それらの対策はすごく難しいんです。

だから、わざわざ手間をかけてやる人がいない。

全国向けのニュース系ウェブメディアはすでに飽和状態にあり、競争が激しくなっています。

新設するなら、ローカルウェブメディアか、専門分野でのウェブメディアでしょう。

やっぱり、メディアにかぎらず、ウェブは運用が難しいので、これを主体的に考えられる人間がいないとやっぱりどうしても難しいんだろうなあと思います。

ですが、私も日々対策を考えて実行していきますので、頑張って地方のインターネットを盛り上げていきましょう!!