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やまだのーと。

山田の感じたこと、知ったこと、気付いたことのメモ書き。

COCOSAの抱える課題

COCOSAがオープンし、下通りの賑わいがすこし増している気がします。

個人的にはその賑わいがいつまで継続できるか、というところが課題かと思います。

もちろん、私以外にもそういう提言をしている人はたくさんいますが…。

 

当初、COCOSAでは30~40代の女性をメインターゲットにテナントを誘致すると発表していました。

しかし、蓋を開けてみると20代女性に人気のあるテナントが多いな、というのは多くの人が感じているところでしょう。

この原因は、先に控える桜町再開発でできる商業施設も「30~40代女性」をターゲットにすると公表していることが影響しているのではないかと推測できます。

交通インフラやその他多くの施設と併設し、立地・規模も熊本で最も優れる施設が建設中であるため、大手はそちらへの出店を希望しているのではないでしょうか。

桜町再開発に関しては肥後ジャーナルさんにわかりやすく掲載してありましたので、参考までに。

higojournal.com

雑誌にはできないことを平然とやってのけるそこに(以下略)

もちろん、COCOSAにはCOCOSAの魅力があります。九州初、熊本初の店舗が多く出店し、品揃えもこれまで中心商店街になかったものであふれています。

集客力という点では、以前のダイエーより強いんじゃないかな、と個人的に思います。

では、なぜ賑わいの継続を疑問視するのか。

それは、価格帯です。

確かに20代の好きそうなお店が多く、集客力はあるかもしれません。

しかし、入居テナントの商品を熊本県内の女性が日常的に購入できるかといえば疑問視せざるを得ません。

悲しい話、熊本の20代女性の年収は約278万円(厚生労働省発表の「賃金構造基本統計調査」をもとに算出。2016年)

 

さて、その収入で、消費に向くお金がどれくらいあるでしょうか。

これでも、他県の商業施設よりリーズナブルなテナントが揃っているなという印象です。

たとえば、COCOSAの入る下通NSビルには他にコールセンターなども入っていますが、そこで働く20代女性がどれほどCOCOSAで買い物ができるでしょうか。

(コールセンターは人件費が安いという理由で地方に作る傾向にあるので、仕方ないとは思いますが)

桜町、熊本駅熊本市中心部への商業集積が進む中、今後どれだけ集客できるか、客層に対応した品揃えができるか、催事ができるかが鍵じゃないでしょうか。

所得が低いとはいえ、実家暮らし率も高い(気がする)ので、生活コストもそんなに高くないと考えれば想定より客足は継続するかもしれませんし、今後商店街と連携した人の流れの構築ができれば、下通りの新しいシンボルとして輝いていくのかもしれません。

 

熊本県の課題として、

若者の人口流出があります。これは単純に所得の低さと企業の魅力にあります。

これはまた別の機会に書ければと思いますが、そういった課題を県全体で解決しなければ、若年層向けの店舗経営は大きな壁にぶつかることになります。

逆に若者をつなぎとめる要因として、COCOSAが一役買ってくれるとうれしいですね!