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やまだのーと。

山田の感じたこと、知ったこと、気付いたことのメモ書き。

SEOライティングに感じる物悲しさ

インターネット

どうも、山田です。

職業は駆け出し雑誌記者。

特技は誤字脱字。

とんでもない勢いでミスるので、毎回私の誤字脱字を発見するのを楽しみにしてくれている読者もいるほどです(本当の話)。

毎月写真付きで、「『スッタフ』って書いてあるけどこれなーに?「スタッフ」じゃないの?」とかご指摘くださいます。

何で特集書いたりトップインタビューしてるんでしょう。なぞです。

 

私は、メディアとしてはウェブメディアの方が好きですし、記事を書くのであれば、ウェブ上で書きたいと思っています。

弊社もローカル雑誌社なので、IT化に弱い所があります。

個人的にはウェブメディアを充実させるべきだと考えています。

経済雑誌の記者としては正直、小学生の作文のようなものしかかけません。

上司に真っ赤かにされながら「書き直した方が早い」とか言われつつ、

私の成長のために(と信じてます)、誌面に掲載してくれています。

本音を言えば、ウェブメディアでライターをやりたいという思いがります。

では、何故紙媒体で記事を書いているのかというと、最近のウェブメディアの傾向に疑問符が浮かぶからです。

 

アクセス数を伸ばすSEOライティング

ウェブ上で記事を書く際に意識すべきは、SEOライティングだと思います。

要はGoogleなんかの検索に引っかかりやすい記事の書き方ですよね。

文章の構成であったり、言葉の使い方を、Google先生の好みにしてあげると、検索結果の上位に表示されやすくなるわけです。

人気のあるウェブメディアを見ていると、このSEOライティングを駆使しているのがよく有ります。

ですが、個人的には、

文章がパッケージ化されているようで抵抗があるんですよね。

もちろん、Googleが欲しい情報に最短でたどり着けるように、

情報が整理されてあるページが優位に表示されるような仕組みになっているので、

非常に読みやすくはあるんですよね。

効率よく誰かに情報を提供してアクセスを稼ぐことの重要さって分かるんですけど。

個人的にそういう考え方もすごく好きなんですけど、

癖のない、没個性的な文章って面白くないじゃないですか!!

名前変えちゃったっら、もう誰が書いたかわからないような文章って、

読み物としてのウェブメディアの価値を下げっちゃってる気がするんですよね。

ニュースサイトとかだとそれでいるんですけど、

ウェブマガジンとかコラム、エッセイでSEOを意識し過ぎちゃうとそれは違うんじゃないかいと思っちゃいます。

 

本当に面白い文章を書く人の癖っていくら名前変えちゃおうと分かるんですよね。

乙一って作家さんご存じですか?

ホラー的な雰囲気のミステリ作家なんですけど、中学、高校時代にすごく好きだったんですよね。

その乙一さんが、中田永一という名義で「百瀬、こっちを向いて」という恋愛小説を書いたんです。

当時は同一人物であることは伏せていましたが、あるアンソロジーでその短編を呼んだ時、

特に根拠もないのに「これ乙一じゃね?」と思い、ネットで検索したら正式にそういう事実は無いものの、他にも同じように感じている人が大勢いたのです。

それだけ、個性のある文章なんですよね。だから面白いんだと思います。

 

もしも有名作家がSEOを意識した文章を書いたら

例えば乙一SEOを意識して文章を書いたら、それは没個性化してしまうのでしょうか。

断言します。絶対面白い。

面白い文章を書ける人がある法則に則って書いたら、それはそれで面白い文章が欠けるんです。

そうでない人が、SEOを意識して書くから、まるで計算式を解くように面白味の無い文章になるんですよ。

下手くそでも良いじゃない。そこに味があったりするんですよ!そう言いたい。

上手な野球の試合が見たければ、プロ野球だけみて高校野球なんて見なくて良いんです。

でもなんで、みんな夏になると甲子園だー!とかいって高校野球を見るのか。

そこにドラマがあるからでしょう!その未完成ながら努力するところが面白いんでしょう!!

ちなみに私は野球自体見ません

まあ、私も会社のホームページにはSEO意識しろと本気で思っていますし、

もっともっとそういうの意識する企業は増えるべきだと思います。

矛盾してるかもしれませんが、その上で、

紙媒体で洗練された文章を、ウェブ上でも生かす方法を見つけ出したい、

そう思って、今は紙の上で文字を書いているのです。